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香川 感染管理及び滅菌業務研究会 予定と報告 |
update 2023/9/6 |
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日程 |
参加者 |
展示 |
広告 |
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第30回 |
2024年09月07日 |
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第29回 |
2023年09月02日 |
96名 |
23社 |
4社 |
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第28回 |
2023年03月04日 |
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第27回 |
2022年08月20日 |
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第26回 |
2022年02月19日 |
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中止 |
第25回 |
2021年08月28日 |
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中止 |
第24回 |
2021年03月06日 |
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中止 |
第23回 |
2020年09月05日 |
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中止 |
第22回 |
2020年02月29日 |
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中止 |
第21回 |
2019年09月07日 |
206名 |
22社 |
3社 |
報告 |
第20回 |
2019年03月09日 |
163名 |
21社 |
2社 |
報告 |
第19回 |
2018年09月15日 |
170名 |
30社 |
4社 |
報告 |
第18回 |
2018年03月17日 |
170名 |
25社 |
3社 |
報告 |
第17回 |
2017年10月07日 |
186名 |
22社 |
4社 |
報告 |
第16回 |
2017年03月11日 |
189名 |
26社 |
4社 |
報告 |
第15回 |
2016年09月17日 |
267名 |
28社 |
6社 |
報告 |
第14回 |
2016年02月27日 |
231名 |
24社 |
6社 |
報告 |
第13回 |
2015年09月05日 |
244名 |
24社 |
5社 |
報告 |
第12回 |
2015年03月14日 |
227名 |
26社 |
5社 |
報告 |
第11回 |
2014年09月06日 |
257名 |
27社 |
7社 |
報告 |
第10回 |
2014年03月01日 |
227名 |
30社 |
6社 |
報告 |
第9回 |
2013年09月07日 |
288名 |
32社 |
8社 |
報告 |
第8回 |
2013年03月16日 |
339名 |
30社 |
8社 |
報告 |
第7回 |
2012年09月08日 |
254名 |
30社 |
8社 |
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第6回 |
2012年03月10日 |
329名 |
31社 |
7社 |
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第5回 |
2011年09月03日 |
台風のため中止 |
第4回 |
2011年03月12日 |
248名 |
25社 |
8社 |
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第3回 |
2010年09月11日 |
289名 |
25社 |
7社 |
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第2回 |
2010年03月13日 |
293名 |
26社 |
8社 |
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第1回 |
2009年09月05日 |
222名 |
29社 |
6社 |
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記念セミナー |
2009年03月07日 |
228名 |
31社 |
7社 |
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第18回 感染管理及び滅菌業務研究会 報告 |
皆様、香川感染管理及び滅菌業務研究会にご参加いただきましてありがとうございます。平成30年3月17日、香川県県民ホール(レクザムホール)において第18回香川感染管理及び滅菌業務研究会開催されました。今回も多くの方々のお集まりいただき、役員一同感謝申し上げます。また、企業の皆様には多くの展示と当研究会へのご協力・ご支援をいただきありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
教育講演
「病院・高齢者施設での環境表面管理の再考~今までの清掃・消毒では医療関連感染は防止できません~」 特定非営利活動法人日本感染管理支援協会 理事長 土井 英史先生
近年、環境と医療関連感染が注目される中、ハード面・ソフト面共に見直す時期が来ており、施設の中から変えていく事が必要と話されました。自施設の環境サービスについて考える良い機会となってのではないでしょうか。
セントラルサービス 基礎講座 「除染準備(使用地点での準備)、除染(機械法と用手法)」
引き続き、土井先生にご講演いただきました。先生は、講演の中で「洗っていない食器に盛り付けられた料理を食べることはできますか?」と言っておられました。皆さん、綺麗なものを使ってほしいですよね。適切に洗浄の質評価を行い、綺麗な機械・器具を患者さんに提供したいものです。今回も活気あふれる講演で楽しく学ぶことが出来ました。
実践報告
実践報告1
「当院におけるNST 活動の実際」
三豊総合病院 ICU・CCU 師長 大久保 伴子 先生
自施設のNST活動をその成果と共に報告をしていただきました。また、自部署内における活動の実際もお話しいただきました。最後には、適切な栄養管理を行い、感染を防ぎ、治療を進めるためには、多職種・多チームのまとまった力が必要であると締め括られました。
実践報告2
「知ってほしい・活用してほしい栄養管理」
香川県立中央病院 栄養部 技師長 加村 晴美 先生
自施設のNST活動内容や管理栄養士としてのNSTでの活動について具体例を挙げて詳しく報告していただきました。 感染対策においてNST活動は重要な役割を担っています。今回、2施設のNST活動報告を聞くことができ、とても参考になりました。
特別講演
「感染に強い体を作る栄養の力」
東京大学医学部附属病院 手術部 准教授 深柄 和彦 先生
栄養評価のポイントや栄養療法にあたっての感染管理上の留意点などを研究結果も交え、具体的な栄養管理についてわかり易くご講演いただきました。 腸が元気であれば感染を起こしにくくなる。正しく栄養管理して患者さんの感染に対する防御能を高めることが大切であると話されていました。改めて栄養管理の重要性を感じ、適切な栄養管理を行い、感染防止に努めていきたいと思います。先生、貴重なご講演ありがとうございました。
最後になりましたが、研究会に参加いただきました皆様、大変お疲れさまでした。 皆様から頂戴した貴重な御意見を参考に、今後も実りある研究会にしたいと思います。 今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
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第17回 感染管理及び滅菌業務研究会 報告 |
皆様、香川感染管理及び滅菌業務研究会にご参加い ただきましてありがとうございます。
今回、第17回目は香川県県民ホール(レクザムホール)に場所を戻し、2017年10月7日(土)に開催されました。約210名 のご参加をいただき、皆様の感染管理と中材業務についての向学心や熱心さが見受けられました。
役員一同 感謝申し上げます。
各企業展示の皆様へ
毎回、多数の医療機器をご展示いただきまして誠にありがとうございます。 今回は展示22社、広告4社を頂きました。今後とも当研究会へのご協力・ご支援をよろしくお願い致します。
今回のテーマは「災害」を中心とし、災害時は勿論、中材業務や感染管理に欠かすことのできない水まわりのお話なども含め、充実の内容となりました。
教育講演1 「“水のいたずら”~セントラルサービスおよび感染対策で是非対応してください~」
特定非営利活動法人 日本感染管理支援協会 理事長 土井英史 先生
まずは、私達が生活・業務にと使用する「水」について 土井先生よりご講義をいただきました。“日本の水処理は 世界でも有数の安全性がある、だからと言って中材物品 の洗浄に必ずしも適している訳ではない”水道水には意 外と多くの不純物が含まれており、それがステンレスに シミを作り錆の原因となる…。対策には、最終すすぎに 水道水を使用せず純水を使用することがポイントである そうです。また、これからの季節でお世話になる加湿器 についても機械や水の管理が良くないと、レジオネラ肺炎のリスクに繋がるとのことでした。水は澱んだり溜まったりすることで問題が発生しやすく(特に災害時は流水が使えなくなる可能性が高い)、皆さんも土井先生のご講義を聞いて、普段何気なく使用している水について再考する良いきっかけになったのではないでしょうか。
教育講演2 「破傷風トキソイドの重要性 ~災害と破傷風~」
坂出市立病院 小児科部長 谷本清隆 先生
“破傷風毒素1kgで、何人が亡くなるか” 答えは70億人以上!役員も含め、驚かれた参加者も多かったのではないかと思います。災害と破傷風の関係について、谷本先生にご講義頂きました。災害が発生すると“がれき”が増えます。これにより身体に傷がつく可能性が増えるため、災害時は破傷風を留意しておく必要があるのだそうです。現在、 日本では小児期に破傷風ワクチンを接種しますが、それ以 降は任意接種となるため、他の先進国と比べて破傷風患者 は多いとのことです。破傷風ワクチンは3回の注射で5~10年は免疫が持続するので、災害時には破傷風ワクチンが足りなくなる可能性も考慮し、私たちも医療従事者として備えておく必要があると感じました。
実践報告
当院における災害管理室と中央材料室との関わり
社会医療法人財団 大樹会 総合病院 回生病院 感染管理室 感染管理認定看護師 田所笑美子
いざ災害(特に地震)が発生した場合、病院は地域住民の治 療のために、施設をフル稼働させる必要に迫られます。そ のためには平時から災害時の対応方法をシステムとして構 しておくことが大事であり、この取り組みについて報告し ました。その中で浮き彫りになった課題は、ライフライン 断絶した場合の中材業務をどう行うか(ディスポ製品などで の対応も含めて)、中材は物品が多いため、床に落下物が散 乱した場合に、部屋の使用自体が困難になるということで した。平時より災害管理室と協働し、中央材料室業務が速やかに再開できる対策を講じること、非常時に必要物品を滞りなく配給できる体制をとることが必要であると感じました。
招請講演
熊本地震における病院滅菌室の役割と対応の実際
熊本赤十字病院 感染管理認定看護師 東陽子 先生
平成28年4月16日、熊本県益城町、西原村において震度7の熊本地震が発生しました。今回は、震源地に最も近い災害拠点病院である熊本赤十字病院の感染管理認定看護師、東先生をお招きし、当日の中央滅菌室の状況を中心に対応や今後の課題についてご講義頂きました。地震発生直後から電力は確保できていたが、問題になったのは「水」だったそうです。10日間の断水の中で病院の貯水タンクは有限であり、可能な物品は用手洗浄で、滅菌機は必要時使用で 対応したとのことでした。また病院全体への節水を呼び掛けたり、状況に応じて使用数が増加するであろう物品を増やしたりされたそうです。災害時は初動が重要であること、平時から訓練やネットワークを充分に構築しておく必要があるとのことでした。近年、香川県では大きな地震災害は発生しておらず、実際に被災された地域で活躍された東先生のご講義を真剣に聞かれる参加者の真剣な表情が印象的でした。
特別講演
災害時における医療活動と感染対策 -災害時の感染症対策について考える-
神戸学院大学 現代社会学部 社会防災学科 教授 中田敬司 先生
特別講演では、熊本地震や東日本大震災だけでなく、海外の災害対策でも精力的に活動されている中田先生に災害医療活動や、感染対策についてご講義頂きました。災害サイクルと、災害発生からの経過時期に応じて患者の病態は違うということ(精神面も含む)、DMATの役割など、私達が理解しているようで出来ていないポイントを的確に捉えた内容をお話頂きました。また、災害を医療施設ではなく現場サイドで発生する問題(連絡、食事、避難所、その地域住民の特徴や地域性、流行感染症など)を、実例を交えて分かりやすく説明いただき、平時からの訓練や連絡経路の整備などが必要であるとのことでした。今後、南海トラフ地震に見舞われる可能性が高い参加者たちは、“明日は我が身かも…”という様な面持ちで、中田先生の講義に聞き入っていました。
最後に
皆様、大変お疲れさまでした。 皆様から頂戴した貴重な御意見を参考に、今後も魅力的なテーマを発信し続ける研究会でありたいと思っています。 今後とも、どうぞよろしくお願いします。 |
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